昨年の続きで、年に一度のみちのく潮風トレイルを友人と歩いてきました。 東日本大震災以降、6年程、岩手(陸前高田〜大船渡〜釜石)にはイベント主催で、何度も通っていました。 イベント活動を終えた昨年から、個人的に他の地域も自分の足で歩いて、現状を見てみたいという理由で、 一昨年は、八戸ルート(鮫駅〜種差海岸)、昨年は、相馬市ルート、新地町ルートを歩きました。
今年は、二泊三日で、山下町〜亘理〜岩沼〜閖上地区まで。山あり、川あり、街中あり、そして海ありと様々な風景を楽しみながら約50kmほど歩きます。
初日、まさかの私の朝寝坊で予定していたスタート時間が1時間遅れ。そして、あいにくのお天気で、スタート地点を変更。 JR常磐線の浜吉田駅をスタートし、四方山(しほうざん)を目指します。
登山口へ向かう途中、キラキラと光る稲たち。綺麗です。 そして、山に入ります。
この辺りは地元の方に愛されているルートだそう。 ところどころ、木々の間から東は太平洋沿岸部、西は蔵王連峰と素晴らしい景色が楽します。
さて、順調に歩いていたのですが、途中ポロポロと降り出した雨が本格的な雨になりました。 山道もかなり険しい場所もあり、気分も沈みがちになり…… とは言え、前に進まなければ、宿にも辿り着けません。 下山後、街に出た時は雨はあがりました。 ボロボロの状態で旅館になんとか到着。 旅館のご主人と、みちのく潮風トレイルの話になり、この辺りの山は深山がオススメと教えてくださいました。私の寝坊のせいで今回は行けませんでしたが、リベンジしたいと思います。 旅館での夕食の時間、付けっ放しのテレビから「今日は8年6ヶ月目の月命日」と流れ、行方不明者が2300名(はっきり数は覚えていなく、間違いがあるのでお許しください)と画面に。ニュースでは、宮城で行方不明者の捜索がされたと放映されていました。 もう8年半。まだ8年半。 色々と考えさせられた初日でした。 →つづく